家Qiita:Teamのある生活
一年前ぐらいから家でQiita:Teamを使っている。 ここでいう家とは僕と恋人 *1 の二人のことで、相手も自宅はあるがそちらは NAMAKEMON-lab をやっていることもあり、2人で住む用の家を借りている。
まぁWebサービス的なものをシェアハウスや家で使う事例は死ぬほどあると思うし別に目新しさはないのだけど、ブログ書きたかったのでまとめてみる。
ちなみにQiita:Teamはちゃんと?自腹で、2人でミニマムの3名プランを使ってるので月1,500円。 一般的にはサイボウズLiveなどの無料ツールを使う例が多いかなと思う。Qiita:Teamで想定しているユースケースではない。
一緒に使ってるツールとか
- ドキュメントっぽいもの
- Qiita:Team
- スケジュール
- Googleカレンダー
- だけど、あんまり使ってないな。
- 短期的なスケジュールとかはTeamで調整してしまっている。
- 連絡
- Slack or LINE
- 友達が入るとLINEとかになる。
- Slack or LINE
書いている記事
- 今週のご飯日
- 夜の予定をシェアして、一緒に晩御飯できる日を決める。
- ほっとくと僕の帰宅が遅くなるので週の初めに確定させておく。
- 相手の一週間の予定も大体把握できるので話がしやすくなる。
- 共同生活について
- 掃除とかゴミ捨てとか生活リズムについてとか、ルールごとの提案やまとめ。
- 基本的に彼女からの提案として書かれる事が多い。。
- 家電周りの配線がどうとか、設備がどうとかは僕がよく書く。
- イベント調整
- 旅行に行くだとか、家でイベントを開くだとかそういったことを書く。
- タスクリストを作って管理することが多い。
- 勉強してることのまとめ
- プライベートでやったことのまとめとか。
- その他
- なんか困ってることとか、悩んでることとかを書く。
- プライベートでとったメモの吐き出し先にする。
- 仕事とプライベートとごっちゃにしたToDoリストを書く。
いいこと
行動のきっかけになる
例えば家の環境をこうしたい、とか、生活をこうしたい、みたいなことは思っていてもなかなか実行出来ない事が多い。 Teamに記事として書いて、タスクリストなどで表現しておくと、相手が「そういえばこれするっていってたけどどうなったの」とかつっついてくれるのでやる気がでやすい。 Slackにも流れてくるので、記事をきっかけにしてチャットでそれについてコミュニケーションとってアクションまでもっていくこともある。
冷静な議論のベースになる
共同生活におけるルールみたいなことを、口頭のやりとりではなくドキュメントでかけるので冷静に議論できる。 書くことで自分の感情も整理できるし、提示された相手にとってもやんわりとしたアラートになる。 例えば「掃除」っていうエントリがあがってたら「あ、最近ちょっとさぼってたな、気になってるんだな…」とか思う。
最近だと「反省」というのが上がってきたことがあって、ここ最近機嫌が悪くてすみませんでした、ということが書いてあった。
理由の分析とともに、その中で僕が原因となるものについてはこうしてくれるとありがたい、というような希望が書いてあり、自分の行動を見直しやすかった。(反省というタイトルだけど別に彼女だけが悪いわけではない。)
こういうのは口頭でもやることはできるが、改まってしまい言いづらかったり、伝わりづらかったりすると思う。
文章化することでお互い感情を整理して伝えることができるし、リカバーするアクションにも繋げやすい。
コンテンツとして面白い
恋人は結構文章書くのが好きな人なので、面白い記事が上がって来て楽しい。 「2015人生」っていう記事は、彼女が今後数年でやりたいと想ってること、みたいなのが書いてあって参考になった。 ああしたいこうしたいみたいな話で二人の関係性にかかわるものは普段から結構話すほうだけど、これもドキュメント化されていることでより明確になってよかった。
良かった記事リスト
G対策
原因と対策を考えた。生活系記事。
障害対応報告
要するに「部屋が汚いので対策をとったぞ」という記事。Qiita:Teamに最初からあるテンプレートが使われてて吹いたやつ。 書いてある内容見ると相当汚い感じで恥ずかしい…引越して多少マシな状態を保ちやすくなった。
家探し
引っ越しを考えた時にまとめた。レビューがついてて便利。
旅行
これは僕行かなかったやつだけど。タスクリストも便利だし、相手の旅程とかも知れていい。
結婚について
実務的にもよかったけど、この話Qiita:Teamでするのめちゃ面白い、という感じでよかった。
ちなみにあんまり進捗出てないので、再始動しようとしている。
課題
二人なのでいいね!の効果がちょっと薄れる気がする。
なんか僕の思いつかない課題があったら追記する。
感想
基本僕の視点での評価なので、いいこと・課題について全く違うことを彼女は考えているかもしれない。
この記事一旦家Teamに公開して揉むのが良いわけだが、早くブログ書きたかったのでこのまま出す
→いいタイミングでSlackに現れたのでざっと見てもらってちょっと追加/修正した。*2
彼女側からの知見があればまた記事にしてもよい。
あと書いてみて思ったけど、恋人の人はとても推進力・課題解決力がある。
大抵の人にとってこうしたいああしたいと思ってもなかなかそのゴールに辿り着くのはむつかしいが、彼女はゴールまでのステップを噛み砕いてリストアップし、一番手近で簡単な目標を設定する、ということに長けている。
弊家にとってはその力を発揮するためのコミュニケーションの場としてQiita:Teamがうまく機能していて、お互いの関係をより滑らかにしていると思う。
というわけでそんなに再利用性の高い知見じゃないかもしれないけど、各家庭で面白い使い方が生み出せると思うので皆様お試しください。